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No.08
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年金未納者続出(04.5.17) |
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年金未納者続出で国会は大混乱しています。ちなみに私は、野村證券時代は厚生年金、公設秘書時代は共済年金、立候補準備期間は国民年金、と全ての立場を経験しました。この度改めて社会保険庁に問い合わせた結果、もれなく年金を納めているとのことでした。
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【 追求すべきはしても、魔女狩りになってはいけない 】 |
さて、この年金未納問題で、菅直人民主党代表、福田康夫官房長官が辞任しました。責任ある立場の人が未納だった事実は大きいのですが、未納理由も無視した魔女狩りになってはいけないと思います。とかく世論は一方的に流れやすく、マスコミも問題を単純化し過ぎる傾向がありますが、少し整理して考えるべきではないでしょうか。
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【 同じ未納者でもピンからキリまでいる 】 |
誠実性の観点:
小泉総理や公明党の3役のように年金法案が衆議院を通過した後に、発表するのとそうでないのは誠実性の意味において全く違います。また、これも小泉総理がそうですが、年金が議論されている期間は「払っている」と言っておいて、後になって「実は払っていなかった」と言うのは単なる嘘をついたことになります。
未納理由という観点:
同じ未納でも何年間にも渡って単に払っていなかった人は言語道断だと言えます。一方、菅直人前代表のように役所の間違い(もう遅いのですが、武蔵野市役所が今になってミスを認めました)や、強制期間でなかった時期の未加入は、それだけでは辞任などの責任をとるレベルだとは思いません。微妙なのは厚生年金(共済年金)から国民年金に切り替わる時の数ヶ月の未納があるうっかりミスの場合でしょう。これは国民の方達のご意見も分かれるところだと思います。
立場の観点:
この問題はマスコミ等でほとんど言われないことですが、問題ある年金制度を継続しようとする与党議員と、「複雑すぎ、問題あるから、改革しよう」と訴えてきた野党議員では責任の大きさが全く違うと言うことを主張したいと思います。更には同じ与党の議員でも閣僚や、ましてこの年金問題の責任者でもある厚生労働副大臣、厚生労働委員長の未納というのは論外です。
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【 ずるい人間が生き残る、いまの日本 】 |
さて、こうした整理をしてみましたが、今の日本"正直者がバカをみて、ずるい人間がのさばる"社会だとつくづく感じます。早い段階で正直に公表した人は追い込まれ、後になって次々と公表されるどさくさの中で公表した人は批判の対象にもなりません。また、図々しく責任をとらない人も、未納者が次々と出る中で責任問題が曖昧になろうとしています。こののさばっている人達が口では「申し訳ない」「だからこそ年金改革が必要」と開き直りながら、現制度を前提とした法案提出者であり賛成の立場をとっているのです。世論、マスコミが飽きっぽいのは仕方ありませんが、これではますます日本の国がおかしくなってしまうと私は危惧をします。
最後に、2つ主張したいと思います。1つは過去何年まででも遡り、未納期間分(その間の金利は上乗せ)を払えるように国会で改正すべきです。こんな事は簡単に出来ることです。もう一つは、この後の参議院で、与党議員ですら「問題あり」と言っている年金法案を廃案にすべきです。しなかった場合(過半数持っている与党次第)、国民が参院選で与党を惨敗にしない限り、誰も小泉内閣の暴走は止められなくなってしまいます。彼らにしてみればそれでも国民が認めたということになってしまうのです。
その参議院選挙は7月11日。ますます重要な選挙になります。
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